※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

そもそも「青汁」って何

青汁が初めて商品として製造販売されてから35年以上が経過し、青汁という名前は今ではすっかり社会に定着しています。しかし名前は聞いたことがあるけれど、青汁についてはほとんど何も知らないという人もいるかと思います。また一度飲んでみたいと考えている人も少なくないのでは? そんな方々のために、ここでは青汁について詳しくご紹介します。

青汁とは?

青汁は生の緑黄色野菜の絞り汁で、主にケール、大麦若葉、明日葉、モロヘイヤが原料に使用されます。野菜ジュースと混同されがちですが、青汁には糖分の多い野菜は使用されず、また加糖もされていません。特に加熱処理されていない青汁は 栄養素が壊れにくく、食物繊維も豊富に含まれています。

青汁の歴史

青汁は1982年に製菓会社が初めて商品化し製造販売されました。後にテレビなどのマスコミに取り上げられ、健康ブームが重なったことも追い風となり、全国的にその名前が知れ渡るようになりました。商品化された最初の青汁は原料にケールが使用されたことから、 ケールは青汁には欠かせない野菜として今日も受け継がれています。

戦後、食糧難からくる栄養不足で人々が苦しんでいた頃、当時の研究者が緑の野菜の葉に栄養があることに着目し、これを利用する研究を始めました。ビタミンやミネラルを豊富に含む、農薬などで汚染されていないケールを使い青汁を作ったとされています。青汁という名前は製品化された時に命名されました。

歴史を遡れば、緑の野菜の絞り汁は千年以上も前から飲まれていたとされ、青汁は長い年月を経て人々の健康にかかわってきたことが伺い知れます。

青汁は健康効果に優れている反面、美味しくないというデメリットがあり、メーカー側は何とか美味しくて飲みやすい青汁を作る必要性に迫られました。そして根気良く原料の見直しや味の改良を続け、より飲みやすい青汁の開発に力を注ぎました。その結果、健康志向だけではなく、ダイエットや美容のためにも飲みやすい青汁が作られ、多くのメーカーから販売されるようになり現在に至ります。

青汁の特徴

食糧難からくる栄養不足を補う目的で開発された青汁ですが、今日では野菜不足の食生活を補うことのできる健康食品として多くの人々に支持されています。

青汁は緑の野菜だけで作られるため、ジュースに比べ糖分が少なく低カロリーで、無農薬で無添加のものが多く販売されています。

豊富な栄養素と期待できる効果

青汁は使用されている原料の野菜により栄養成分が異なります。一般に共通して含まれる栄養素はビタミンC、ビタミンB、ビタミンA、カリウム、カルシウム、そして食物繊維などがあります。便秘解消、腸内環境の改善、美肌、老化防止、血行促進、免疫力向上などの効果が期待できます。

現代の日本人に不足しているといわれるミネラルやビタミン、食物繊維を補うため、青汁は理想的な飲み物といえるでしょう。

青汁の製法

市販の青汁は加熱処理されているものとされていないものがあります。加熱処理により熱に弱い栄養素が壊れます。このため、加熱処理されたものはされていないものに比べ栄養価が劣ります。より栄養価の高い青汁を選びたい場合は、加熱処理されていないものを選ぶと良いでしょう。 低温乾燥、遠赤外線、フリーズドライなどと書かれている青汁は栄養素が減っていない商品です。

青汁の形状

青汁は液体と顆粒、粉末、フリーズドライ、錠剤タイプがあります。それぞれ味や栄養価に違いがあります。

液体、冷凍タイプ

青汁を液体のまま急速冷凍したものです。冷凍保存し、飲む分だけをその都度解凍して飲みます。液体タイプは濃縮した製品もあり、その場合は解凍したのち水を加えて飲みます。最もオーソドックスな青汁のタイプです。

顆粒、粉末タイプ

青汁を乾燥させ粉末、顆粒にしたものです。かさばらず持ち運びに便利で、長期保存も可能です。そのうえ液体タイプに比べると飲みやすい味に工夫されており、青汁の中でも人気の高いタイプです。粉末加工する際に加熱処理されたものは栄養素が減るデメリットがあります。

フリーズドライタイプ

青汁を急速冷凍し、真空状態で乾燥させたものです。加熱処理されていないため、栄養をそのまま取り入れることができます。飲む際に水で戻します。顆粒、粉末タイプ同様に持ち運びにも便利です。

錠剤タイプ

青汁をサプリメントのように錠剤に加工したものです。味を気にせずに飲めるので、青汁の味が嫌いな人に向いています。持ち運びにも便利ですが、グラス1杯分の青汁が錠剤20~30錠程度に相当するため、毎回、多くの錠剤を飲むというデメリットがあります。

青汁の注意点

青汁は食品なので摂取制限はありません。常識の範囲内で飲んでかまいません。
人によりますが青汁を飲んだ後、下痢、便秘、胃腸障害などの症状が出ることがあります。これは青汁に含まれる食物繊維や脂溶性ビタミンの影響だと考えられています。このような症状が出た場合、一旦飲むのを中止し様子をみるようにしましょう。症状が重い時は医療機関の受診をおすすめします。

また青汁の原料の野菜にアレルギーのある方はアレルギー症状が出る可能性があるので注意が必要です。

青汁はビタミンKを含みます。そのためワルファリンを服用中の方は抗凝血作用を低下させる恐れがあるため、事前にかかりつけの医師と相談することをおすすめします。ワルファリン以外でも処方薬を服用している方は医師に確認するようにしましょう。

腎臓に何らかの疾患がある方、不妊治療中の方も青汁を飲む場合は事前に医師と相談するように注意が必要です。

おわりに

青汁は野菜不足を補う優れた飲み物です。低カロリーで調理する必要もなく、簡単に豊富な栄養素を摂取できます。そのうえ生野菜のように鮮度を気にすることなく長期保存も可能です。野菜不足を痛感している方、是非、青汁を試してみませんか?

おすすめの関連記事

トップに戻る
おすすめ製品