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青汁の過剰摂取は止めよう

健康増進や体質改善に効果的な青汁ですが、過剰摂取は禁物です。
過剰摂取をすると本来得られるはずの効果が得られないばかりか、逆効果になる恐れもでてきます。
今回は青汁の過剰摂取がなぜ良くないのか、その理由や考えられる悪い作用についてお伝えします。

青汁には用法用量がある?

青汁は分類上健康食品に分類されます。
健康食品は医薬品と違い、厳密に定められた用法用量はありません。
医薬品ですと用法用量が厳密に定められており、その定められた用法用量を守らないで服用すると副作用がでる恐れがあります。
青汁の場合、飲み方に指定はありませんが、メーカーが推奨する飲み方はあります。
青汁の入っておる箱の裏面やペットボトルの側面にメーカーが推奨する飲み方が記載されています。

液体タイプの青汁の飲み方

液体タイプの青汁はペットボトルや缶に入っている青汁で、開封してそのまま飲むことができます。
100mlから200mlほどのものは一日に一缶やペットボトル一本分を飲むことが推奨されています。
中には1リットル以上のペットボトルに入った青汁もありますが、この場合は一日に飲む合計の量が200mlほどになることを推奨しています。
それ以上の量を飲むことでお腹が緩くなったり腹痛を覚える可能性があります。

粉末タイプの青汁の飲み方

粉末タイプの青汁は3gから4gほどの青汁がスティックに小分けにされて入っているものがほとんどですが、中には大きな容器に数百グラム単位で入っているものもあります。
スティックに小分けにされているタイプの青汁は、一日にスティック一袋か二袋分の青汁を飲むことが推奨されています。
また、大入りの容器に入っているタイプのものは、大さじ1/2杯から大さじ一杯ほどを一日一回から二回摂取することが推奨されています。
このタイプの青汁も、推奨する摂取量を超えて飲むとお腹が緩くなり、腹痛を覚える場合があります。

錠剤タイプの青汁の飲み方

錠剤タイプの青汁は、青汁をサプリメントのように固形にしたもので、青汁が苦手な人でも飲みやすい青汁です。
一日に3粒から10粒ほどを飲むことが推奨されているものが多く、やはりそれ以上摂取すると他のタイプの青汁と同じくお腹が緩くなり腹痛を覚える恐れがでてきます。

なぜ青汁の過剰摂取は身体に良くないのか

青汁には医薬品のような厳密な用法用量はありませんが、やはり過剰摂取は身体に良い影響はあたえません。
前章でお伝えしたように、青汁を過剰摂取するとお腹が緩くなったり腹痛を覚える恐れがあります。
この章ではなぜ青汁の過剰摂取が身体に良くないのか、その理由をお伝えしてゆきます。

食物繊維の摂り過ぎになる

食物繊維は青汁の主成分です。
多くの青汁で、青汁全体の三割以上は食物繊維が占めるほど豊富に含まれています。
そのため青汁を過剰摂取することで一番影響がでるのはこの食物繊維による影響です。
特に不溶性食物繊維は過剰摂取により大きな悪影響を及ぼします。
不溶性食物繊維は体内で水分を吸収して膨張し、便の嵩を増すのですが、過剰摂取をすると便が硬くなりすぎて便秘になる恐れがあります。
また、人によっては腸の活動が活発化しすぎて反対にお腹が緩くなり、腹痛を起こすこともあります。
お腹が緩くなり、下痢になってしまうと、他の栄養分も十分に吸収されないまま排出されてしまいます。

過剰摂取をすると副作用を起こすビタミンがある

青汁に含まれるビタミンには脂溶性と水溶性の二つの性質のビタミンに分けられます。
その内脂溶性ビタミンは体内に排出されずに肝臓や脂肪に蓄積されるので、過剰摂取をすると副作用がでる恐れがあります。

過剰摂取による青汁に含まれるビタミンEの副作用

ビタミンEは別名「若返りビタミン」とも呼ばれるビタミンで、強力な抗酸化作用で細胞の酸化を防ぎ、老化を遅らせます。
また、毛細血管を広げる作用もあるので血行を促進する効果もあります。
しかし、過剰摂取をすると吐き気や下痢、全身のだるさを引き起こします。
しかし、比較的過剰摂取による副作用がでにくいビタミンでもあります。

青汁に含まれるビタミンKには副作用の心配はないが、ワーファリンの服用者は注意が必要

ビタミンKは身体に傷ができ、出血した際に血液を凝固させて止血する作用や、カルシウムの吸収を助ける作用、骨からカルシウムが排出されることを抑える作用があります。
ビタミンKも脂溶性のため体内に蓄積されますが、過剰摂取による副作用の報告はありません。
ただし、血液を固まりにくくするワーファリンの服用者は、ビタミンKがワーファリンの効き目を抑えてしまうため、医師より青汁の摂取を止められる場合があります。
ワーファリンの服用者や血栓ができやすい体質の人はビタミンKの過剰摂取に注意しましょう。

過剰摂取をすると副作用を起こすミネラルがある

ミネラルにもビタミンと同じく過剰摂取をすると副作用がでる恐れがあるものがあります。
青汁に含まれるミネラルにも過剰摂取をすると危険なものがあります。

過剰摂取をすると副作用の心配のあるミネラル・鉄

鉄は赤血球のヘモグロビンを形成する成分のひとつです。
身体中に酸素を運ぶ大切な役目がりますが、過剰摂取をすると吐き気や便秘、肝臓の障害がでることがあります。

過剰摂取をすると副作用の心配のあるミネラル・亜鉛

亜鉛は爪や毛髪の健康や生殖機能の健康、正常な味覚や嗅覚を保つ働きがあるミネラルです。
亜鉛の過剰摂取による副作用は、吐き気やめまい、胃や腎臓の障害、神経症です。

過剰摂取をすると副作用の心配のあるミネラル・銅

銅は鉄の体内での働きを助け、貧血を防ぐ効果や、免疫機能の維持に関わるミネラルです。
基本的には余剰に摂取しても体外に排出されるのですが、体質的に銅を排出しにくい体質の人が稀にいます。
そのような人には銅の過剰摂取による吐き気や下痢、肝臓の障害がでることがあります。

過剰摂取をすると副作用の心配のあるミネラル・カルシウム

骨や歯を形成する成分で、精神的な落ち着きも司るミネラルです。
カルシウムの過剰摂取による副作用は、腎臓の障害や血管へのダメージとしてあらわれます。

過剰摂取をすると副作用の心配のあるミネラル・マグネシウム

マグネシウムは体内の酵素の働きを助けるミネラルです。
また、カルシウムと共に骨や歯を形成する大切な成分です。
血液の正常な循環にも関わっています。
健康な人はマグネシウムを過剰に摂取しても体外に排出されますが、腎臓に障害がある場合、うまく排出されずに吐き気や下痢、筋肉の麻痺や筋力の低下が起こることがあります。

余剰に摂取しても吸収されないビタミンもある

青汁に含まれているビタミンCやビタミンB群は水溶性ビタミンと呼ばれ、水に溶ける性質があります。
そのため余分な分の水溶性ビタミンは尿と一緒に体外へ排出されます。
脂溶性ビタミンのように蓄積されないため副作用の心配はありません。
体内に蓄えることもできないため、過剰摂取をしても意味がないといえます。
水溶性ビタミンは定期的に必要量を摂取する必要があります。

青汁の過剰摂取で一番影響がでやすい成分は食物繊維

青汁に含まれる成分には、上記のように過剰摂取によって身体に悪影響を及ぼす成分があります。
その中でも一番影響がでやすい成分は高い割合いで含まれる食物繊維です。
過剰摂取による腹痛や下痢などのツラい症状を経験しないためにも青汁は推奨される摂取量を守って飲むようにしましょう。

青汁を飲むタイミングは変えても大丈夫?

青汁の過剰摂取は身体に悪い影響をあたえることが分かりました。
それでは青汁を飲むタイミングは変えても大丈夫なのでしょうか?医薬品は用量の他にも服用する時間も食前や食中、食後など決められたタイミングで服用する必要があります。
しかし、この点について青汁は自由で、青汁を飲む時間を自分で決めることができます。
青汁は飲むタイミングを変えることで、その効果に違いがでてきます。
例えば早朝、起き掛けに青汁を飲むと、身体が新たな栄養分を欲している状態なので速やかに青汁の栄養分が吸収されます。
断食中の方にもおすすめのタイミングですし、朝は食欲がない方にもおすすめです。
また、食前や食中に青汁を飲むと、食物繊維が血糖値の急な上昇を防ぎ、満腹感を感じやすくしてくれます。
そのためダイエット中の方に最適です。
肉が多い料理を食べる際には野菜不足の解消にも繋がります。
ただし、夜に寝る前に飲むことは控えた方が良いでしょう。
胃腸が青汁を消化吸収するために活発に動くため寝つきが悪くなりますし、胃腸も休息が不十分になってしまうからです。

青汁は長く飲み続けることが大切

ここまでお伝えしてきましたように、青汁は過剰摂取しても身体に良い影響をあたえません。
むしろ成分の摂り過ぎによる拒否反応がでてしまい、体長を崩してしまう恐れもでてきます。
青汁はメーカーが推奨する飲み方を守り、長く飲み続けることでその効果を発揮します。
薬のような即効性はありませんが、確実に身体を健康に導いてくれるのです。
一度に大量に摂取するのではなく、適量を長く飲み続けるようにしましょう。

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