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青汁のグレープフルーツジュース割り

青汁はできればおいしく飲みたいものですよね。青汁独特の風味を抑えておいしく飲む方法はいくつかありますが、その中のひとつ、青汁のグレープフルーツジュース割りをご紹介します。

原料野菜により味が異なる青汁

青汁は原料に使用されている野菜により味に違いがあります。青汁に多く使われている野菜といえばケール、大麦若葉、明日葉ですが、このほかにも桑葉やよもぎ、クマザサなどが使用されている青汁もあります。

青汁のグレープフルーツジュース割りの味は?

青汁をグレープフルーツジュースで割っても、使用されている青汁の原料の野菜により味が異なります。

ケールの青汁のグレープフルーツジュース割り

青汁の元祖の野菜といえばケールですね。ケールを原料にした青汁のグレープフルーツジュース割りはストレートのケールの青汁に比べると、かなり飲みやすいです。

グレープフルーツジュースの酸味が強く、ケールの匂いを打ち消してくれます。ただグレープフルーツそのものにも苦みがあるせいか、苦みが全面に出た味です。しかし青汁だけの苦みとは違い、フルーティーさが混ざった苦みなので、飲みにくいということはありません。ただし子供向けではない味です。

甘味が少ないので、ハチミツを加えるとジュースっぽくなりさらに飲みやすいでしょう。

大麦若葉の青汁のグレープフルーツジュース割り

ケールに比べ、癖の少ない大麦若葉の青汁のグレープフルーツジュース割りは、どなたでもおいしいと感じるのではないでしょうか。大麦若葉の味はほとんど感じられません。味の印象をひと言で表すなら「苦み」ですが、グレープフルーツのさわやかな苦みであり、緑黄色野菜の苦みではありません。

明日葉の青汁のグレープフルーツジュース割り

明日葉は独特の風味のある野菜ですが、グレープフルーツジュースで割るとその 風味が程よく抑えられます。グレープフルーツジュースの酸味と苦みが明日葉の風味に勝り、サッパリとした飲み心地があります。個人差がありますが、ケールの青汁と割ったものよりも飲みやすいかと思われます。よく冷やして、夏の熱い時期におすすめの味です。

甘味が少ないので、もうすこしジュースっぽくしたい方は甘味料を少し入れてみてはいかがでしょうか。

グレープフルーツの効果

グレープフルーツはブンタンとオレンジの自然交配で誕生したといわれています。果実がぶどうのように房になって実るところからグレープフルーツと名付けられました。ホワイト、ルビー、スタールビーの3種類があります。国内で流通しているグレープフルーツはほとんどがアメリカからの輸入品です。

グレープフルーツの中でも果肉が赤いルビー、スタールビーは抗酸化作用の強いリコピンが含まれています。そのため動脈硬化や生活習慣病の予防に役立ちます。

またビタミンCやクエン酸が含まれているので、風邪やインフルエンザの予防、疲労回復や美肌効果があります。

グレープフルーツのカロリーは100グラムあたり38キロカロリーと低めで、ダイエット中でも安心して食べることができる果物です。

青汁のグレープフルーツジュース割りを作る

青汁のグレープフルーツジュース割りを作るのに最もおすすめしたいのが、生のグレープフルーツの絞り汁と青汁を混ぜる方法です。時間がある時には是非、自分で作ってみてください。一度に飲める分量だけを作ります。作り置きすると栄養分が減ります。

市販のグレープフルーツジュースを使用する場合は、無添加のストレートジュースがおすすめです。

青汁のグレープフルーツジュース割りで注意すること

青汁は原料の緑黄色野菜にビタミンKを含みます。ビタミンKはワーファリンなどの血液凝固防止薬と相互作用があり、薬の作用を弱める可能性があります。

グレープフルーツは果肉に含まれる成分が服用中の薬の血中濃度を上昇させるため、薬の効きすぎや副作用が出る可能性があります。グレープフルーツと相互作用のある代表的な薬は血管拡張剤のフェロジピン、ニフェジピン、高脂血症治療薬のアトルバスタチン、催眠鎮静薬のトリアゾラムなどです。

このような薬を服用している方は青汁、グレープフルーツジュースの飲用をお控えください。

服用中の薬がなくても青汁、グレープフルーツジュース共、飲み過ぎるとお腹の調子が悪くなることがあります。青汁のグレープフルーツジュース割りは日に1杯から2杯程度にし、飲み過ぎないように注意しましょう。

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