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青汁に潜む危険性について

青汁の原料野菜に潜む危険性

青汁はケール、明日葉、大麦若葉、桑の葉、クマザサなどの緑黄色野菜が原料に使用されています。これらの原料は国産か外国産か、無農薬、有機栽培、あるいは農薬使用という違いがあります。農薬使用の原料は残留農薬の有無が気になります。

外国産の野菜は農薬が大量に使用されているので国産野菜の方が安全だとよくいわれます。しかし実際、 日本の農薬使用量は中国、韓国に次いで世界第3位で、単位面積あたりの農薬使用量はアメリカの約7倍という統計が出ています。農薬の使用はいろいろな要素が複雑に絡んでいるため、単純に使用量だけで安全性、危険性を判断するのは難しいといわれます。また作物によっても使用量が異なります。統計上、外国産は農薬が多くて危険で国産は少ないから安全だとひとくくりにしていえないことは確かです。

ではどのような基準で原料野菜の安全性を判断するとよいのでしょうか。化学農薬の使用の有無や残量農薬の危険性にこだわるのであれば、無農薬栽培された野菜が原料に使用されている青汁を選ぶことがベストです。その次に選ぶのは有機栽培の野菜です。このような野菜を原料に使用している青汁は価格が高めに設定されています。逆にいえば、極端に低価格の青汁は安全性に疑問が残る可能性があると考えられます。

添加物と危険性

青汁は無添加のものと添加物が含まれているものがあります。添加物の有無とその種類は青汁のパッケージに記載されています。購入前に必ず確かめましょう。
青汁に使用されている代表的な添加物は次のようなものがあります。

人工甘味料

・スクラロース、アスパルテーム、ネオテームなど

砂糖の代わりに使用される人工甘味料です。甘さは砂糖の数百倍、カロリーはゼロ、もしくは極端に少ないという特徴があります。人工甘味料の人体に及ぼす影響は現在も研究が進められていますが、糖尿病、下痢、肥満などの副作用の可能性が指摘されています。アスパルテームはがん、脳腫瘍、白血病との関連が指摘されています。

天然甘味料

・麦芽糖、還元麦芽糖、エリトリトール、フラクトオリゴ糖、トレハロースなど

天然甘味料が添加されている青汁があります。天然甘味料は果物などの天然の成分から甘味成分を抽出し精製したもので、メープルシロップやアガベシロップなども含まれます。人工甘味料と違い危険性は証明されていません。ただし摂りすぎると下痢をすることがあり肥満にもつながります。

天然増粘剤

・デキストリン、ペクチン、キサンタン、グァーガムなど

天然増粘剤は粘りやとろみをつける添加物です。天然増粘剤を添加することにより食感や喉ごしがよくなります。天然由来の成分で安全性が確認されています。

保存料

・安息香酸ナトリウム、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、パラオキシ安息香酸など

保存料は腐敗を防止し日持ちさせるために使用されます。発がん性や胃腸障害、嘔吐、肝機能障害、遺伝子損傷など体に有害な影響を与える危険性が指摘されています。

アレルギーの危険性

青汁の原料野菜、および添加されている成分にアレルギーのある方は、青汁を飲むとアレルギー症状が出る危険性があります。特にケールはアブラナ科の野菜で、ブロッコリーやキャベツにアレルギーのある方は注意が必要です。アレルギーがなくても青汁を過剰摂取すると下痢、胃腸障害、嘔吐などの症状が出ることがあります。

薬の飲み合わせの危険性

ケールをはじめとする青汁の原料野菜にはビタミンKが含まれています。ビタミンKは抗凝血薬のワーファリンと相互作用があり、ワーファリンの効き目を弱めます。ワーファリンを服用中の方は青汁を飲まないようにしましょう。

青汁と注意すべき病気

ある特定の病気などがある場合、青汁を飲むと副作用や病状を悪化させることがあります。

腎臓病など

青汁にはカリウムが含まれています。腎臓病などで腎機能が低下している方が青汁を飲むと高カリウム血症になる危険性があります。高カリウム血症は重度の場合、心停止につながることがあるため特に注意を要します。

甲状腺の病気

ケールの青汁に含まれるイソチオシアネートという成分が甲状腺ホルモンの合成を抑制し、甲状腺の機能に悪影響を及ぼす危険性があります。甲状腺の病気がある方はケールの青汁を控えましょう。

C型慢性肝炎

鉄分の摂取量を制限する必要があるC型慢性肝炎の方も青汁の摂取には注意が必要です。青汁の原料野菜には鉄分が含まれるため、病状を悪化させる危険性があります。

安全に青汁を飲むために

安全に青汁を飲むためには商品選びに時間をかけ、少しでも安心して飲める商品を購入するようにしましょう。そのためには信頼のおけるメーカーのもので原料や産地、添加物の有無、加工方法などが確認できるものを目安に選ぶことをおすすめします。

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