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プロポリスの濃度を調べて、自分に合ったものを見つける

プロポリスを飲むなら少しでも品質の良いものを飲みたいものです。良いプロポリスを飲むために、産地やメーカー、濃度などさまざまなものを確認して購入している方がたくさんいらっしゃいます。しかし、本当は何が良いのかを知らずに購入してしまっている、というのが現実です。何も知らずにプロポリスを購入すると、お金だけ払って、効果が得られないということにもなります。この記事では、「濃度」という数字に着目して、品質の良いプロポリスについて説明していきます。

プロポリスの品質は原塊と濃度

プロポリスを選ぶときに産地を見た方は、プロポリスの原塊の品質が良い産地と思って選んでいるのではないでしょうか。確かに、原塊の品質は大切です。原塊が低品質のプロポリスをいくら摂取しても、そもそもエキスがほとんど含まれていないのであまり効果が期待できません。しかし、原塊の品質が良くても、プロポリスのエキスがしっかりと抽出されていなかったり、濃度が低かったりすれば、その製品の価値は低いといえます。
では、高品質といえる濃度とはどのようなものなのかを説明していきます。

BRIX濃度(%)

BRIX濃度とは

本来はショ糖の濃度を現わすのに用いられていた数値です。ワインや食品、果実などの糖度の測定に使われていました。
液体の中の糖度によって光の屈折が変わるという性質を利用して、糖度の濃度を測定するのです。プロポリスの場合は、ショ糖の代わりにプロポリスの原塊を入れてその濃度をはかるのです。数値が高いほどプロポリスの含有量が高く、濃度が高いといえます。一般的に、40~50%の濃度であれば高品質と考えられています。
この数値をプロポリスの濃度として、パッケージなどに記載しているメーカーはたくさんあります。メーカーによっては「BRIX濃度」などとあえて書かず、「〇%」と%のみ書いている場合もありますが、%とあれば多くの場合BRIX濃度です。

数値が高いからといって良質とは限らない

一般論でいえば、BRIX濃度が30%より50%のプロポリスの方が高品質といえます。しかし、BRIX濃度を見る場合は注意が必要です。BRIX濃度は糖分を加えれば数値を高くすることができるのです。例えば、ハチミツや砂糖を加えるだけで、高品質のプロポリスを装うことができます。BRIX濃度はプロポリスの濃度をはかる数値ではありますが、この数値を見て商品を選ぶ場合は、信頼できるメーカーかどうかなどを確認してから購入することをおススメします。

乾燥エキス濃度(W/V%)

乾燥エキス濃度とは

プロポリスの原塊にはロウなどの不純物がたくさん含まれていますが、これらを取り除いてから製品の中にどれくらいのプロポリスが含まれているのかをはかるのが、乾燥エキス濃度です。一般に、規格成分含有量とも呼ばれています。
初めに不純物を取り除いたプロポリス抽出液2mlを2時間程度、時計皿と呼ばれる器具の上で105度に熱して乾燥させます。残った重量が重ければ重いほど濃度が高いので、この数値が高ければそれだけプロポリス含有量が高いといえます。一般的に、25W/V%程度が理想とされています。この測定によって、プロポリスの成分が気化して減少してしまう恐れがありますが、BRIX濃度と比べれば、信頼性が高い数値です。

一般的になりつつある指標

今でもBRIX濃度をプロポリスの濃度を示す適正な数値として採用しているメーカーはあります。しかし、プロポリスで重要なのは、「プロポリスの原塊がどれだけ投入されているか」ではなく、「プロポリスの成分がどれだけ含まれているか」です。乾燥エキス濃度は、プロポリスの成分の濃度を正確に表す指標として認められてきています。
例えば、乾燥エキス濃度は、世界各国のプロポリス関連機関に標準の数値と定められており、日本でも一般社団法人である日本プロポリス協議会によって適正な数値として認められています。

数値が高いと身体に吸収されない

乾燥エキス濃度が高いということは、プロポリスの濃度が高いといえます。しかし、乾燥エキス濃度が高ければ高品質で、おススメできる商品かというと単純にそうとはいえません。
例えば、乾燥エキス濃度が40W/V%以上という極めて高い濃度のプロポリスがあったとします。濃度が高いですが、ドロドロ過ぎる上、刺激が強過ぎて決して飲めるものではありません。また、身体に最も吸収されやすい濃度が25W/V%程度とされているので、濃度が高過ぎても排出されて摂取する意味がなくなってしまいます。

高い数値に惑わされないように注意!

濃度が高い=品質が良い=健康や美容に良い、と考えがちですが、プロポリスに限っては単純に濃度が高いから高品質とはなりません。数値が高いと、プロポリス以外の成分が含まれている場合があります。また、濃度が高過ぎて飲めなかったり、身体に摂取されなかったりする場合があります。
2つの商品を手に取って濃度の高い方を選ぶ、というような選び方では、プロポリスの効果を最大限高めることはできません。BRIX濃度と乾燥エキス濃度、それぞれの特徴をしっかりと理解した上で、プロポリス製品を選ぶようにしましょう。

わからないことはメーカーに聞いて確認する

プロポリスのパッケージを見れば、原材料や濃度、1日の目安などさまざまなことが記載されています。わからないことはそのままにせず、メーカーに問い合わせてみることをおススメします。それによって、ただ単に疑問が解消されるだけではなく、答え方や対応によってそのメーカーが信頼できるかどうかがわかります。プロポリス濃度の数値は意図的に操作することができますので、メーカーに問い合わせることによって、パッケージではわからないものがわかることもあります。

最後は飲み心地が大切

プロポリスは健康食品ですので、継続できなければ効果が期待できません。そこで、乾燥エキス濃度は25W/V%程度が理想といわれていますが、8~20W/V%のものも製品として並んでいます。これは決して低いという数値ではないので、25W/V%が濃くて飲みにくい、という場合は、数値の低いものを飲むようにしてください。
濃度は大切ですが、プロポリスは飲み続けなければ意味がありません。自分に飲みやすいものを選ぶことが何よりも健康や美容にとって大切です。

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