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イソフラボンと一緒に摂りたいビタミンCについて

イソフラボンとビタミンCには、活性酸素の過剰な発生を抑え、生体成分や細胞などを酸化から守る抗酸化作用と、人体の弾力を生み出すコラーゲン生成の働きが備わっている共通点があります。
ビタミンCは高い抗酸化力を持つ一方、水溶性で酸素などと反応しやすい性質があるため、同様の働きを持つイソフラボンと合わせることで、その働きが十分に発揮されるメリットがあるのです。
この記事では、イソフラボンと一緒に摂りたいビタミンCについてご紹介します。

イソフラボンと一緒に摂りたいビタミンCとは?

ビタミンCとは水溶性ビタミンの一つで、1753年にイギリスの海軍医ジェームズ・リンドにより、全身の血管や粘膜・皮膚組織の結合が弱まり出血し、死に至る場合もある『壊血病』の予防に有効として発見された成分です。
L-アスコルビン酸としても知られるビタミンCは、一部の野菜や果物に含まれるほか、サプリメントなどでも摂取できます。
多くの哺乳動物はビタミンCを体内で合成できるものの、ヒトやモルモット、サルなどの体内ではビタミンC合成に必要な酵素が存在しないため、食品から摂取する必要があります。
また、ビタミンCは水に溶けやすく、光や熱・酸素に対し不安定な性質があるのがデメリットです。
食品中のビタミンCは調理や加工の過程、保存などによって減少してしまうだけでなく、摂取した後で体内での消費量も多いため、十分な摂取を心がける必要があります。

ビタミンCの吸収や摂取量について

ビタミンCは胃で消化されず、そのまま主に小腸から80~90%もの高い確率で吸収されるのが特徴です。
ビタミンCの摂取量は、成人では100mg/日となっており、妊娠・授乳中の女性はそれぞれ10mg・45mgの付加が推奨されています。
大量に摂取しても余分な量は2~3時間ほどで尿とともに排出され、体内に蓄積されないので過剰症の心配はなく、通常の食事による過剰摂取の報告もないため、耐容上限値は定められていません。

ビタミンCの主な働きとは?

抗酸化作用

ビタミンCは非常に高い抗酸化力を持つ栄養素で、体内での活性酸素の過剰な発生を抑える働きにより、老化予防などに役立っています。
呼吸によって取り込まれた酸素の一部が変化してできる活性酸素は、不安定な性質を持つため多くの物質と反応しやすいのが特徴です。
活性酸素は病原菌の感染防御など、人体にとって重要な働きを担っていますが、必要以上に発生すると体内の正常な細胞や生体成分を攻撃し、タンパク質を変性させたり細胞膜の脂質を酸化させて過酸化脂質をつくり出したりします。
過酸化脂質は人体に有害で、血管内に蓄積されたLDLが酸化した場合には動脈硬化になる原因の一つに、皮脂の酸化でできた場合には皮膚細胞を傷つけてシワの形成などの原因につながります。
遺伝物質と反応すると分解や突然変異を生じさせたりするため、老化を助長するだけでなく、ガンなど多くの疾患の発症原因ともなります。
抗酸化物質であるビタミンCは、人体に悪影響をもたらす活性酸素の大量発生を抑え、細胞や生体成分を酸化から守っているのです。

コラーゲン合成作用

全身のあらゆる部位に存在するコラーゲンは、主に皮膚や血管、骨や軟骨、靱帯や腱などの組織の構成成分となる線維状のタンパク質で、身体の弾力を生み出す働きや、細胞同士を結びつける重要な働きを担っています。
肌ではハリやツヤをもたらしたり、血管では柔軟性を保ち血行をよくしたりするほか、骨の構成成分となるカルシウムやリンを付着して丈夫に保つ働きを備えています。
コラーゲンは主にアミノ酸とビタミンC、鉄で構成されており、ビタミンCはコラーゲンを合成する際に必要な酵素の働きを助ける補酵素として作用します。
骨や腱などの結合タンパク質として作用するコラーゲンは、ビタミンCが不足すると十分に合成されないため、壊血病や骨粗鬆症の発症リスクを高めることにもなります。
コラーゲンの合成量の低下が招くこれらの疾患を予防するためにも、十分なビタミンCの摂取が必要なのです。

イソフラボンとビタミンCを一緒に摂るメリットとは?

フラボノイドの一種であるイソフラボンは、ビタミンCと同様に抗酸化作用を備えた成分であり、エストロゲン様作用を発揮するためにエストロゲンの持つコラーゲン合成の働きも認められています。
同じような働きを持つ成分と栄養素を一緒に摂るメリットには、
・肌の美白効果や、シワ・たるみの改善や予防効果を高める
・骨を丈夫に保ち、骨粗鬆症の発症リスクを軽減する
・血管内壁の柔軟性を維持し血行をよくすることで、動脈硬化などさまざまな疾患を予防する効果を高める
といった点が挙げられます。
特に現代社会は、体内に大量の活性酸素が発生する要因であふれているため、ビタミンCが不足しやすい状態にあります。
年齢とともにビタミンCの吸収率は低下してしまうため、ビタミンCの摂取不足や効能を補うためにもイソフラボンと一緒に摂るのが推奨されているのです。

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