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イソフラボンの持つ働きは血流改善にも効果的

400もの働きがあるといわれる女性ホルモンのエストロゲンは、血管を保護したり拡張したりして血流を維持するためにも作用します。
エストロゲン様作用を示すイソフラボンは、エストロゲンと同様の働きが認められているため、さまざまな不調を招く血行不良にも効果が期待できるのです。
この記事では、イソフラボンの持つ働きによる血流改善の効果についてご紹介します。

血液の働きについて

血液は生体内で唯一の流動性を持つ組織であり、その働きも他の生体組織にはない独特なものです。
血液には、身体の中を循環し、個々の細胞に酸素や栄養素・ホルモンなどを運搬する重要な働きがあります。
さらに代謝で生じた老廃物を回収して体外へと排出する働きや、外部から侵入した細菌や毒素から生体を保護したり、出血した場合に過剰な血液が失われないように凝固させたりする働きが備わっています。
血行不良になるとさまざまな体調不良を招く原因につながってしまうので、人体の健康維持のためには血液循環をよくすることが重要なのです。

血行不良による弊害とは

上記のように、血液の主な働きには、酸素や栄養素などを全身の細胞に届ける循環機能と、老廃物を回収して排出する代謝機能の2つが挙げられます。
血行不良になると現れる主な症状には、
・肩こりや頭痛
・めまいや耳鳴り
・冷え、低体温
といったものがあります。
血行不良は全身のさまざまな不調と深く関わっているため、関連性がないように思えることでも血液の循環の悪化が引き金になっていることも少なくないのです。

肩こりや頭痛

肩こりや頭痛が起こる原因にはさまざまなものがありますが、根本的な原因は自律神経のバランスが乱れ、交感神経が過度に優位になることで起こる過緊張と考えられます。
強いストレスなどによって自律神経がバランスを崩し、交感神経側に振れた状態になると、無意識のうちに肩周りや首・頭部の筋肉の緊張が強まり、血管が圧迫されて血行不良を引き起こしてしまうのです。

めまいや耳鳴り

めまいや耳鳴りも、現れる症状や程度の強弱に個人差があり、その原因もさまざまですが、自律神経のバランスの崩れによっても起こります。
めまいと耳鳴りは伴って現れる場合も多く、その主な原因は脳への血流が低下・不足するなどの症状が現れる『脳の血流障害』である可能性が高いと考えられているのです。

低体温

昼夜逆転や睡眠不足などがつづくと強いストレスとなって自律神経のバランスが崩れ、交感神経が過度に優位な状態になります。
交感神経の緊張が慢性化すると、病原菌や異物などから身体を守る免疫を担う白血球内の顆粒球が増加します。
必要以上に増えた顆粒球が死滅する際、大量に発生する活性酸素が血液を酸化させることにより、血行不良になって低体温を招いてしまうのです。
低体温の状態が長くつづくと、めまいや耳鳴り、肩こりや頭痛といった不調を招きやすくしてしまうため、自律神経のバランスを整えて血行をよくしておくことが健康維持に重要なのです。

エストロゲンと血流の関係性について

多様な働きを持つエストロゲンには、血管を保護する働きや血管を拡張する働きも備わっています。
定期的に訪れる生理があったり、閉経を迎える準備期である更年期を迎えたりする女性の体内では、エストロゲンの分泌量が変動する影響でホルモンバランスが乱れ、血管に対する働きが鈍り血行不良を招きやすいといえます。
また、エストロゲンは脳の視床下部の指令を受けて分泌をコントロールされており、分泌量が変動すると、同じ視床下部の支配下にある自律神経のバランスの崩れを招いてしまうのです。
特に更年期世代の女性の体内では、ホルモン分泌を指示する視床下部と、実際にホルモン分泌をおこなう卵巣との間で行き違いが起こり、視床下部の混乱を招きます。
加齢の影響で働きが衰えている卵巣には、いくら視床下部からホルモンの分泌を催促されても十分な量を分泌できないため、視床下部は指令が届いていないと勘違いして混乱することも、自律神経の正常な機能を乱す引き金となります。
自律神経は血流や血管、血圧などの機能の調整をおこなっているため、エストロゲンの分泌量の変動により自律神経がアンバランスになると、血行不良につながり上記のような不調を招く原因となるのです。

イソフラボンの働きによる血流改善の効果とは

エストロゲン様作用を持つイソフラボンは、エストロゲンが不足した状態でその代わりとなって働き、同様の効果を発揮することが知られている成分です。
エストロゲン受容体に結合することで、ホルモンや自律神経のバランスの乱れを整えるほか、血管に柔軟性を与えるコラーゲンの生成を促す作用も備わっています。
特に更年期世代の女性が血行不良になりやすいのは、エストロゲンの減少だけでなく、加齢に伴い血管の年齢も上がるのも大きな原因です。
血管の柔軟性が損なわれ、スムーズな血液循環が妨げられやすくなると、動脈硬化を招く原因にもつながってしまいます。
イソフラボンのコラーゲン生成を促す働きによって、血管内の老化を防いで柔軟性を保つことで、血流改善に役立っているのです。

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