桑の葉の青汁

青汁の原料はケールや大麦若葉がよく知られています。しかしそれ以外にも色々な葉物野菜が使用されています。桑の葉もそのひとつ。桑の葉はあまり馴染みのない野菜かもしれません。しかし実は古くから利用されている身近な植物でもあります。

桑の葉とは?

桑の葉は蚕の餌として古くから重宝され利用されてきました。桑は落葉性の高木で、マルベリーと呼ばれる黒く小さな甘い果実が成ります。マルベリーはブラックベリーに味も形もよく似ています。

桑の根皮は桑白皮(ソウハクヒ)と呼ばれる生薬で、漢方薬にも利用されます。桑の葉は乾燥させお茶として飲まれているほか、天ぷらなどの食用、そして粉末状に加工し青汁の原料にも使用されています。

桑の葉の青汁の特徴

桑は近年、葉に血糖値の上昇の抑制が期待できる1-デオキシノジリマイシンが含まれることが明らかになり注目が集まっています。1-デオキシノジリマイシンは医薬品として使用される原材料に区分されます。

血糖値の上昇の抑制のほか、1-デオキシノジリマイシンは糖質を分解する酵素と結合しやすく、腸で糖質が吸収されるのを抑える効果があります。このため肥満予防やダイエット効果が期待できます。この特有成分を含んでいることが、桑の葉の青汁の大きな特徴といえるでしょう。

桑の葉に含まれる成分と効果

桑の葉はケールや明日葉、大麦若葉と同様、豊富な栄養成分を含んでいます。
桑の葉に含まれる主な栄養成分と効果は次のとおりです。

ビタミン類

ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ナイアシン、葉酸, ビタミンC、ビタミンEなど

ビタミンB1

疲労を回復し、神経や筋肉の機能を正常に保つ働きがあります。記憶力や集中力を高め、アルツハイマー症の予防も期待できます。

ビタミンB2

過酸化脂質を分解する酵素の働きを補助し、生活習慣病の予防に作用します。

ビタミンB6

たんぱく質の代謝に必要とされ、成長を促進します。脂質の代謝を補助し、脂肪肝の予防にも効果的です。

ナイアシン

ナイアシンは糖や脂質を燃焼させエネルギーを産生するのに必要とされる成分です。代謝を高め、肌や皮膚粘膜の健康を保ちます。

葉酸

葉酸は悪性貧血の予防に効果があります。たんぱく質やDNAの合成に関わり、妊娠中には不可欠とされる成分です。

ビタミンC、ビタミンE

抗酸化作用があり、風邪などの感染症の予防と改善、血行促進、美肌など美容上の効果があります。

ミネラル類

カルシウム、マグネシウム、鉄分、カリウム、亜鉛など

桑の葉に含まれるミネラル類は高血圧の改善、むくみ解消、骨や歯の健康増進、イライラ解消などに効果的です。

そのほかの成分

ビタミンやミネラルのほかにも桑の葉にはさまざまな栄養素が含まれます。そのうち代表的なものをご紹介します。

不溶性、水溶性食物繊維

桑の葉には不溶性と水溶性の両方の食物繊維が含まれ、便秘を解消し整腸作用を高めます。桑の葉に含まれている食物繊維の量は、ごぼうや納豆に含まれる食物繊維の量よりも多いといわれています。

Y-アミノ酪酸 (GABA)

Y-アミノ酪酸は神経伝達物質で、脳内の血行を促進し脳細胞の代謝を活発にする働きがあります。肝機能を高める働きもあります。

1-デオキシノジリマイシン

1-デオキシノジリマイシンは現在のところ、桑の葉だけに含まれているとされています。血糖値の上昇をコントロールし、肥満予防、ダイエット効果、高血圧の改善などが期待されます。

葉緑素

葉緑素は抗酸化物質で動脈硬化の予防、生活習慣病の予防と改善、貧血の改善、コレステロール値の低下、美肌効果が期待できます。

ポリフェノール

桑の葉はアントシアニンやルチンといった抗酸化作用の強いポリフェノールを含みます。老化防止、生活習慣病の予防、目の健康に効果的です。

桑の葉の青汁の味

桑の葉の青汁は色々な種類が複数のメーカーから販売されています。抹茶やシナモンなどが添加されているもの、マカやプラセンタ、イソフラボン、乳酸菌などを添加して美容上の効果を強めたものなどさまざまです。

桑の葉の青汁は独特の匂いや癖がほとんどなく、お茶として飲むことができるくらい飲みやすい青汁です。牛乳に混ぜると抹茶ミルクのような風味です。ケールや明日葉の青汁が飲めない人にもおすすめできます。

桑の葉の青汁の注意点

前述したように、桑の葉は血糖降下作用があるので、糖尿病の治療中の方は薬との相互作用が考えられるため、摂取にあたり注意が必要です。飲む前にかかりつけの医者に相談することをおすすめします。またアレルギーを誘発する可能性があるため、何らかの アレルギーのある方も注意が必要です。

まとめ

桑の葉はケールなどの野菜を原料にした青汁と同じくビタミンやミネラル、食物繊維などの豊富な栄養素を含みます。それに加え血糖値を下げる特有成分、1-デオキシノジリマイシンを含みます。この成分は糖質を分解する酵素と結合し、糖質が吸収されるのを抑制する働きもあり、肥満予防やダイエット効果が期待できます。

桑の葉の青汁は味に癖がなく、お茶の感覚で飲むことができるので青汁が苦手な方にもおすすめです。

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