青汁の過剰摂取は止めよう

どんなに体によいといわれる食品でも、過剰摂取をするのは避けるべきです。青汁も例外ではありません。健康のためにと1日に何杯もの青汁を飲み続けると健康被害が起こる可能性があります。ここでは青汁と過剰摂取について説明します。

青汁の摂取目安量

青汁は医薬品ではなく健康食品ですので、医薬品と誤解されかねないような摂取量や摂取方法を定めることはできません。しかし青汁が食品であることを明示し、食品としての目安量を示すことは許可されており、青汁の箱に注意書きとして記載されています。それによると、一般に青汁の摂取目安量は日にコップ1~3杯とされています。その量を守って摂取することが大切です。

青汁の過剰摂取による弊害とは? 

青汁を過剰摂取すると健康被害として下痢、腹痛、便秘、嘔吐などが起きる可能性があると報告されています。そのほかにも青汁に含まれるビタミン、ミネラル、添加物の過剰摂取につながり、それに伴う数々の健康被害が起きる危険性があります。青汁と併用してビタミン剤やミネラルなどのサプリメントを摂取している方は特に注意が必要です。

青汁の過剰摂取で下痢や腹痛が起きる原因は?

青汁の過剰摂取で最も多く発生する健康被害は下痢や便秘などの胃腸障害です。これは青汁に含まれる食物繊維の摂り過ぎが原因であると考えられます。

食物繊維は水溶性と不溶性の二種類があり、青汁にはどちらの食物繊維も豊富に含まれています。このうち不溶性の食物繊維は水分を吸収し便の量を増やします。しかし過剰摂取すると便秘になり、お腹にガスが溜まり腹痛の原因になる可能性があります。便秘が悪化すると腸内環境も悪化します。

食物繊維を摂り過ぎると腸の蠕動運動が活発になりすぎることもあります。その場合は下痢を引き起こす可能性があり、せっかく栄養を補給しても吸収されずに排出されてしまう事態になりかねません。また消化不良の原因となり臭いおならが出る、腹部膨張、腹痛を引き起こすということもあります。

ビタミンの過剰摂取による健康被害

青汁にはビタミンCやビタミンB群などの水溶性のビタミンとビタミンAやビタミンE、ビタミンKの脂溶性のビタミンが含まれています。

水溶性のビタミンは過剰摂取すると体外に排出されますが、副作用がないとはいいきれません。ビタミンCは過剰摂取すると下痢や尿路結石を引き起こす可能性が指摘されています。

ビタミンB群はビタミンB1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸の8種類の総称です。
このうちビタミンB2、B6、ナイアシン、葉酸については過剰摂取による弊害として、手足のしびれ、痒み、腎臓結石、じんましんなどの症状が出ることが稀にあると報告されています。

脂溶性のビタミンは肝臓などに留まり副作用が出る可能性があります。ビタミンAの過剰摂取は頭痛、筋肉痛、皮膚の乾燥などの症状が出ることがあります。

ビタミンEとビタミンKは脂溶性ビタミンの中では過剰摂取による副作用のリスクが低いとされています。ただしワーファリンを服用している方は、ビタミンKが薬の効き目を悪くするので青汁の摂取を控えます。

ミネラルの過剰摂取による健康被害

青汁にはカルシウム、亜鉛、鉄、銅、リン、カリウムなどのミネラルが含まれています。
過剰摂取になりやすいミネラルはリンやカルシウムで、リンを摂り過ぎると腎臓機能の低下や骨や歯の健康に悪影響を及ぼします。

カルシウムを長期に渡り過剰に摂取すると腎臓障害、結石、動脈硬化などを引き起こす可能性があります。

カリウムはむくみ解消に働くミネラルですが、腎臓に疾患がある場合、過剰摂取するとカリウムの排出がうまくいかずに高カリウム血症を引き起こす危険性があります。

添加物の過剰摂取の健康被害

青汁は無添加のものと添加物が使用されているものがあります。添加物は天然のものと人工のものがあります。人工の添加物は長期間に渡り大量に摂取するとがんなど、人体への悪影響が懸念されます。人工添加物の影響については現在も研究中で、今後の研究発表が待たれます。

まとめ

青汁は過剰摂取すると食物繊維の摂り過ぎにつながり、便秘、下痢、腹痛などを引き起こす可能性があります。

また青汁に含まれるビタミンやミネラル、添加物の過剰摂取にもつながります。
ビタミンやミネラルの過剰摂取は通常は起こりにくいのですが、青汁と合わせてビタミン剤などのサプリメントを飲んでいる人は注意が必要です。

青汁は医薬品ではありません。従って摂取量や摂取方法は定められていませんが、摂取目安量に従って摂取し、過剰摂取にならないように注意しましょう。

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